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いわく、心にくもりなし。それひたすらに。

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UNICEFと日本ユニセフ協会

まず、UNICEFと日本ユニセフ協会は別組織。

・UNICEF(国際連合児童基金)
  国際連合の機関
・日本ユニセフ協会(ユニセフ日本委員会)
  UNICEFと協力協定を結び、日本での窓口として活動
http://www.unicef.org/tokyo/jp/15321_15883.html

別組織だが、関係なくはない。
フランチャイズのようなもの。


ユニセフ親善大使について

大使は三種類。
・International 
 ユニセフ国際親善大使
   国際的、全世界にアピールしてください的な人。
   ユニセフが直接任命する。
   黒柳徹子はこれ。
   全世界で30人。
   http://www.unicef.org/people/people_ambassadors_international.html
・Regional 
 ユニセフ地域親善大使
   その地域にアピールしてください的な人。
   ユニセフ地域事務所が直接任命する?
   日本の地域基準で言えば
    ユニセフ東アジア・太平洋諸国地域親善大使
   東アジア・太平洋諸国地域では、
    香港の歌手二人と元ミス南太平洋の計三人。
   全世界で14人。
   http://www.unicef.org/people/people_regionalambassadors.html
・National 
 日本ユニセフ協会大使=ユニセフ国内委員会大使
   (日本)国内でアピールしてください的な人。
   各国のユニセフ協会(=ユニセフ国内委員会)が任命し、
    ユニセフはそれを承認する。
   日本では日野原先生とアグネス・チャン(彼女が初代)。
   全世界で325人。
   http://www.unicef.org/people/people_nationalambassadors.html

黒柳徹子が本物で、アグネス・チャンは偽者、
……というわけではない。
どちらも、UNICEFは大使として認めている。
「アグネス・チャンはUNICEFに任命されていない」は正しい。

わからないのが、アグネス・チャン。
日本人ではない。香港人(国籍はイギリス)。
なぜ日本人でない者が日本の国内大使?
日本ユニセフ協会はなぜアグネスを選んだのだろう?

黒柳徹子は、募金を1円残らずUNICEFに送るため、
自らが「窓口」となっている。
お願いチャンネル
一方、日本ユニセフ協会は二割ほど経費?として減らして送る。
もっとも「100億以上集める能力のある組織である」という事実を考えたら、
二割ほどの天引き状態?も、必ずしも多すぎるとは言えない。

黒柳徹子は、ユニセフ国際親善大使ではあるが、募金に関しては個人活動。
 黒柳の「1円残らずすべて寄付する窓口」という口上を信頼しての、
 あくまで「黒柳個人への寄付」という扱い。
 それだけではUNICEFへ寄付したことにはならない。
 黒柳がUNICEFへ寄付することを手伝っている状態。
 控除などは受けられない。
一方、日本ユニセフ協会はUNICEF公認。
 控除が受けられる。

なぜこういう面倒なことになるかといえば、
「UNICEF自体に募金の窓口がない」から。
各地域の募金窓口がユニセフ国内委員会(先進36カ国にある)
日本での募金窓口が日本ユニセフ協会となる。
日本人・黒柳徹子はユニセフ国際親善大使なので、
UNICEFへ直接お金を持って行くことが可能(と思われる)
それで、日本→UNICEFへのルートが二つある状態になっている。

「ユニセフに募金した」と言いたいなら日本ユニセフ協会、
中間業者を通さず、無駄なく全額UNICEFへ届けたいなら黒柳徹子、
そんな認識でいいと思う。

かつて日本ユニセフ協会は、自分たちへの窓口一本化を図り、
黒柳に迫るも断られたことがある。
単純に窓口が二つもあったら、どちらが本物なのか混乱をきたすからなのか?
それとも、数十億もピンハネ?している事実を広められたくないからか?
その辺は分からない。

このあたりと、アグネス自身の問題?
 林真理子とのアグネス論争、豪邸、薬事法違反、
 クリスチャンなのに創価学会の池田名誉会長を絶賛、
 中国の(子供を含めた)人権問題はスルー、
 危険なソマリア≠割と安全なソマリランド、等
あたりが、よくあるユニセフごたごたネタの原因かもしれない。


本部拠出金

日本ユニセフ協会はUNICEFのフランチャイズや問屋のようなもの。
ロイヤリティではないが、毎年集まったお金の80%くらいを
ユニセフに収めている。
20%くらいは手間賃だったりいろいろ。
http://www.unicef.or.jp/about_unicef/about_keisan.html

パーセンテージに決まりがあるのかどうかは不明。
75%以上、という数字を見たことはあるが真偽不明。
実際に75%程度だった年もある模様。
http://tanukur.blog8.fc2.com/blog-entry-281.html

(敬称略)

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